ソフトバンクは19日の西武戦(ベルーナ)に4―0で零封勝ち。「1番・中堅」で先発出場した周東佑京内野手(29)が多くの球数を投げさせながら3出塁と躍動した。

 リードオフマンが打線をけん引した。初回、先頭打者の周東は相手先発・今井に2球で追い込まれるものの、そこから粘りを発揮。「打席の中での見え方がすごく良かった。今日に関しては真っすぐもなんとかなるだろうなとも思った」と、150キロを超える直球をファウルしながらボール球には手を出さず、最後は10球目のスライダーを見送り四球を選んだ。この回は一死満塁と好機を作りながら無得点に終わったが、右腕にいきなり1イニングで39球を投じさせた。

 周東は3回の第2打席でも二ゴロに倒れたものの、フルカウントまで持っていき8球を稼いだ。こうした打線の粘りもあり今井は5回105球で降板。周東はこの日、西武投手陣から5打席で33球を投じさせた。

 試合後の取材では、今井との打席について「前に飛ばなかったっす」と自虐的に語ったが「(今井は)すごくいい投手。やられてるイメージしかないので、早めに降ろしたかった。その中では僕も球数を投げさせられたし、ダウンズも球数を投げさせられた。初回がすごく大きかったのかなと思いました」と冷静にポイントを振り返った。

 この日は4打数2安打で再び規定打席に到達し、打率2割9分8厘はリーグ4位の数字。さらに初回に5試合連続盗塁を記録すると、9回にも二盗を決め、25盗塁でリーグトップタイとなった。「気にせずやれることをやろうかなと思います」とさらりと語った周東。今後も走攻守でチームをけん引していく。