立憲民主党の野田佳彦代表が16日、東京・新宿東南口で参院選(20日投開票)に立候補した候補者たちの応援で街頭演説会を開いた。
共同通信の参院選情勢調査で「支持政党なし」と答えた無党派層は全体の16・7%以上。比例代表投票先の1位は立憲、2位が国民民主党と参政党がともに11・3%、4位に自民党9・7%と続く結果が出ている。
野田氏がヤリ玉に上げたのは、自民党議員の度重なる〝失言〟だ。
「最近、自民党政治家の不穏当な発言が多くありませんか。私は一昨日、沖縄に行っていましたけど、5月3日の憲法記念日に自民党の京都から立候補している参院議員がいますね。西田(昌司)さんと申しますけど。彼がひめゆりの塔の前で歴史の事実をしっかり直視しないで、自分なりの勝手な解釈でねじ曲げて沖縄県民の感情を害することをした」
その上で「80年前に沖縄では軍民合わせて20万人の方が亡くなっているんです。それに向き合おうという気持ちがまったくないことがわかりました」と断罪した。
昨年から今年にかけて起きた米の買い占めや品薄、価格高騰が問題になった〝令和のコメ騒動〟にも言及。
「もともとは前農水大臣の無策から始まった。なにを言ったか。『私は米を買ったことがない』。支援者から米をいただいて自分の食品庫には売るほどある。米が高くて困っている消費者の感情をまったくわかっていないじゃないですか」
最後は能登半島地震をめぐり「運のいいことに能登で地震があった」発言で責任を取り、参院予算委員長を辞任した鶴保庸介参院議員について持論を述べた。
「これ、何を言っているですか。被災地に寄り添う気持ちがない。全部、共通しているのは沖縄県民、米に困っている消費者、被災地で懸命に頑張っている被災者たちに寄り添う気持ちがない。寄り添う気持ちがない自民党に今回(参院選で)、終止符を打とうじゃありませんか」と野田氏が訴えると、聴衆からは大きな拍手が鳴り響いた。












