巨人の船迫大雅投手(28)が9日、福島・あづま球場で開催される中日戦前に報道陣の取材に応じ、高校・大学と約7年間を過ごした〝第二の故郷〟での歩みを振り返った。

 宮城県出身の船迫は、小学校3年生から野球を始め、中学校卒業後は、福島県にある強豪校・聖光学院高校でさらなる高みを目指した。「強い高校で野球がしたかったんです。甲子園に行きたいっていう一心で聖光学院を選びました」。

 聖光学院では野球人生を大きく変える転機があった。同学年には同じ上投げの投手が多く、船迫は「このままだったら埋もれて終わる」という焦りを抱えていたという。そんな中、当時の監督にサイドスロー転向を勧められ、これが奏功。結果的にはエースを任されるまでに成長した。「あの言葉にはすごく感謝してます」と今でもその恩に感謝は尽きない。

 高校卒業後は、東日本国際大学に進学。福島で野球に打ち込んだ年月は現在のプロ野球人生の礎になっている。右腕は「一年でも、一日でも長い野球人生を送りたいなと思います。理想を言えば、後ろ(リリーフ)を代表する人になりたいです」。はにかみつつ、真っすぐな目で語った。