【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回はゴルフ好きの男性からの相談です――。

【お悩み】真夏のゴルフでも息が上がらない方法を教えてください。(60代男性)

【アドバイス】早歩きと普通歩きを交互に繰り返すトレーニングで体力アップ!

【解説】通勤途中でも手軽にできるトレーニングで、真夏のゴルフでも息が上がらない体になりたいという男性からの相談でした。

 夏場は犬も呼吸が荒くなるように、人間も体に酸素を取り込まなければ、暑さだけで息が上がってしまいます。息が上がらないためには、心拍数を一気に上げて維持するトレーニングが効果的です。

 男性の自宅は最寄り駅までバスで10分、徒歩20分とのことだったので、徒歩通勤を勧めました。自宅を出たら普通に2分歩いた後に、早歩きを2分。これを交互に行い、心拍数を上げ下げする。心拍数を上げたまま維持した状態に慣らすことが目的ですが、足腰のトレーニングにもなります。

 休日なら早歩きを走ることに変え、2分走って2分歩く。これを3セットほど繰り返すと体力増強にもつながります。走りは軽いジョギングでもOKですが、最低10分行うと効果が見込めるでしょう。

 暑い時期の運動で気をつけてほしいことは、暑い屋外から冷房の効いた屋内にいきなり移動しないことです。体が温度差の切り替えについていけないので、自律神経失調を起こして体調を崩す人は毎年多くいらっしゃいます。

 普段の入浴後も同様で、冷房の効いた室内で一気に体を冷ますのではなく、できるかぎり自然な状態のままゆっくり体を冷ます。扇風機を使うなら弱風を当てる程度がいいでしょう。

 汗をかくことに慣れておくと熱中症の予防にもなるので無理のない範囲で取り組んでみてください。