自民党から比例代表で参院選(20日投開票)に立候補した中田フィッシュ氏が公示日の3日、都内の渋谷スクランブル交差点で第一声を上げた。

 中田氏はお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦を兄に持ち、プロダンサーとして活動。初の街頭演説ということもあり、中田氏はやや緊張した面持ちで「『動かない日本にムーブを』をスローガンに掲げ、私は参議院選に挑戦しています。ぜひ私の声を聞いてください」とあいさつ。その後は演説が熱を帯び「私は全国のたくさんの人々の意見を聞いて政治をクラッシュではなくムーブさせていきたい。中田に政治を変えるチャンスをください。清き1票をお願いします」と呼びかけた。最後は聴衆と共に「ゴー! フィッシュ! ゴー!」の掛け声を上げ、盛り上げた。

 一方で自民党には逆風が吹いており、自民党から出馬する中田氏に対しても「なんだよ、自民党かよ」「お前、そっち側だったの?」といった批判の声が殺到していた。

 街頭演説を終了後の中田氏を直撃した。

 ――初の街頭演説を終えての感想は?

 中田氏 緊張はしましたが、ガチガチにはならずに済みました。

 ――練習はしたのか

 中田氏 しました。伝えたいことは生の声にならないといけないので、台本をガッチガチに覚えるというよりは伝えたいことをどの順序で伝えるか。順番を覚えていく感じでした。

 ――演説に熱が入ってくるとお兄さんに似ていた

 中田氏 ありがとうございます。似ちゃうんでしょうね。

 ――お兄さんを参考にした?

 中田氏 ないですね。

 ――自民党から出馬することでバッシングを受けた

 中田氏 覚悟のうえですよ。出る時に分かるじゃないですか。自民党逆風だなって。だとしても経験上、全国を回っている時に地方ときずなを作ってくださってるのは自民党なんだなってリアルに経験がありますから。確かに注意しなきゃいけないところもたくさんありますよ。でも、いいところもたくさんある。そこを自分が入って、より良い場所にしていけたらなと思っています。

 ――著名人が応援に駆け付ける予定は?

 中田氏 今のところないですね。どっちかというとネットでのコラボ配信。応援というよりは僕の学びだったり、ディスカッション。政治、選挙に興味を持ってもらう。選挙だけに終わらない活動をしたいと思っています。