3日に公示された参院選(20日投開票)のなかで注目候補の一人が立憲民主党から比例代表で出馬している蓮舫氏だ。過去の選挙では身に着けてこなかったタスキを着用し、〝ニュー蓮舫〟で勝負に挑んでいる。
昨年の東京都知事選で落選。これまでの約1年は報道を通じて政治を見てきたという。自民党の裏金問題を念頭に、「皆さんの懐より自分の懐を何より優先している政治は終わらせないといけない。終わらせるために蓮舫を使っていただきたい」と訴えた。
都知事選直後は国政復帰に対して否定的な発言をしていたことから、今回の出馬に批判的な意見もある。また、蓮舫氏の出馬により、同じく比例代表で出馬している労組系の組織内候補が当選圏からはじき出されるとして難色を示す声が党内外にあったともいう。
蓮舫氏は第一声後に報道対応した際、「厳しい指摘は全部受け止めます。でも、それ以上に仕事でお返ししたいという思いをきっちり訴え、当選したら仕事でお返ししたい」と語った。
蓮舫氏の隣には友人でもある手塚仁雄衆院議員がいた。応援演説で手塚氏は「蓮舫さんが国会で活躍しやすい圧倒的な得票で彼女を国政に戻していただきますようにお願い申し上げたい」と訴えた。
圧倒的な得票があれば党内の異論も抑えられるということか? 手塚氏に真意を聞くと「そうじゃない。本人にとっての話です」と別の意図があると明かした。都知事選後の蓮舫氏の苦しみについて、手塚氏は「見ていられないほどだった。またやるって言ってもらうまでが大変だった」と回想。そんな蓮舫氏に圧倒的な得票で自信を持って国会に戻ってほしいという意図だったわけだ。
蓮舫氏は今回の選挙で初めて名前をひらがな表記にし、タスキもかけた。気合は十分だ。












