メッツの大富豪オーナー、スティーブ・コーエン氏が発信したXへの〝弁明投稿〟が波紋を呼んでいる。
6月の月間成績は13勝15敗ながら、中旬から千賀やメギルなどの投手陣に故障者が続出。13日(日本時間14日)のレイズ戦以降、7連敗を含む13敗(3勝)と大ブレーキがかかり、最後のパイレーツとの3連戦では全試合で9失点以上の惨敗と散々な結果に終わった。
地元ニューヨークを中心に猛バッシングが起きる中、コーエン氏は「こんなことになるとは思ってもいなかった。皆さんと同様に私もイライラしている」とファンと思いを共有し「チームはこの時期を乗り越えられるはずだ」などと鼓舞するような文言をつづった。
コーエン氏がXに投稿することは珍しいだけに、かえって危機的状況を浮き彫りにした形でもある。経営トップのひと言で好転するに越したことはないが、この投稿が中でもフアン・ソト外野手(26)への〝逆効果〟になるとも受け取られている。
米メディア「FANSIDED」は「コーエンの弁明はソトにさらなるプレッシャーを与えた」と報道。ワールドシリーズ優勝に執念を燃やすコーエン氏は昨オフ、ソトの獲得にプロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)という天文学的な資金を投入した。
ソトは開幕から低迷していたが、6月終了時までの85試合に出場して打率2割5分8厘、20本塁打、47打点まで持ち直した。だが、同メディアは「信じられないかもしれないが、この成績はクイーンズにとって十分なものとはいえない」とバッサリ。中でも得点圏打率は1割4分7厘とサッパリで「メッツファンにとって最大の不満は、ソトが得点圏で走者をかえせないことだ」と斬り捨てた。
チャンスでなかなか一打が出ないソトも含めた全方位に向けられたオーナー直々のメッセージ。同メディアは「チームのオーナーからそんな言葉を聞けば、選手たちにさらにプレッシャーをかけることになり、結果的に苦戦が続くかもしれない」と悲観していたが、果たして――。











