〝大出世〟間違いなし!? 国内女子ゴルフツアー「アース・モンダミンカップ」最終日(29日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、1打差2位から出た佐久間朱莉(22=大東建託)が70で回り、通算11アンダーで今季3勝目を挙げた。4月の初勝利から着実に勝利を重ねる姿は、米ツアーで活躍するあの選手たちと重なっている。
同じ最終組で回った菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)との優勝争いを1打差で逃げ切った。80センチのウイニングパットを沈めると、ホッとした表情を見せた。一時は首位に3打差をつけられたが「自分のプレーに集中すれば、チャンスはあると思っていた。焦らずプレーできてよかった」と振り返った。
2位が3回など勝てそうで勝てなかった昨季から一転、4月の「KKT杯バンテリンレディス」で初勝利を挙げると、5月の「ブリヂストンレディス」で早くも2勝目。ここで目標を上方修正して年間女王を狙うと公言した。また一つ勝って有言実行へと近づいたが、実現のために、さらなる勝利を求める。佐久間は「年間女王には5勝が必要だと思っているので5勝はしたいし、(国内)メジャーも取りたいのでそれに向かって頑張りたい」と力を込めた。
惜敗続きだった実力者が、初勝利を挙げた途端に勝ちまくる例は過去にもある。2022年の西郷真央(23=島津製作所)は初勝利からまたたく間に5勝。米ツアー2年目の今季はメジャー初戦「シェブロン選手権」で日本人5人目のメジャー覇者となった。さらに、昨年は竹田麗央(22=ヤマエグループHD)が、初勝利から一気に8勝を積み上げた。戦いの舞台を米ツアーに移した今季は、すでに1勝をマークし、米メジャー「全米女子オープン」は2位と健闘した。
西郷や竹田とパターンは異なるが、渋野日向子(26=サントリー)は19年、5月の初優勝を含む国内2勝後に「AIG全英女子オープン」に臨み、海外メジャー初参戦ながら優勝という大快挙を達成した。このような例を踏まえると、佐久間も近い将来、偉業をやってのけてしまうのか。その時が楽しみだ。












