日本オリンピック委員会(JOC)の新会長に就任した参院議員の橋本聖子氏に対し、前会長の山下泰裕氏がエールを送った。

 JOC会長を巡っては、日本サッカー協会前会長の田嶋幸三氏らも候補に挙がっていたが、橋本氏に軍配が上がった。

 北海道出身の橋本氏は1992年アルベールビル五輪のスピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得。自転車でも五輪に出場し、夏冬計7回大舞台を経験した。政治家としては95年の参院選で初当選。2019年9月には五輪担当相として初入閣した。

 19年からJOCの会長を務めた山下氏は27日に橋本氏に長文でメッセージを寄せた。

◇山下氏のコメントは以下の通り

 このたび、橋本聖子氏が日本オリンピック委員会(JOC)会長にご就任されましたこと心よりお祝い申し上げます。

 橋本会長は、オリンピック夏季・冬季合わせて7大会に出場され、1992年のアルベールビル冬季大会では銅メダルを獲得されました。その後は政治・行政の分野においてもスポーツ政策の推進に尽力され、東京2020大会に向けては東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣、さらに大会組織委員会会長として、その成功に大きく貢献されました。

 その豊かなご経験と卓越したリーダーシップは、国際オリンピック委員会をはじめ、各国・地域のNOC(国内オリンピック委員会)からも高く評価され、日本の国際的なプレゼンスの向上につながっています。

 また、橋本会長が選手強化本部長時代に掲げられた「人間力なくして競技力向上なし」という精神は、現在の指導者やアスリートたちの規範として、今もなお受け継がれております。

 これまで支えてくださった多くのみなさまへの感謝の思いを胸に、今後ともスポーツの価値を「守り」「創り」「伝える」役割を担っていただけることを、心より願っております。

 橋本会長のますますのご活躍をお祈り申し上げますとともに、みなさまの変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。