13日にぼっ発したイスラエルとイランの争いが混迷の度を深めている。
イスラエルのカッツ国防相は18日、初めてイラン最高指導者ハメネイ師の排除を明確に警告し、「イランを率い、イスラエルの破壊を旗印に掲げるハメネイ師のような独裁者は、存在し続けることはできない」と話した。
そして、トランプ米大統領はイランへの攻撃計画を承認し、18日に「最終決定は最後の最後に下すのが私のやり方だ。なぜなら戦争については状況が変わるからだ」と語った。イランが核兵器開発を放棄さえすれば、攻撃せずに停戦となる見込みだ。
米軍によるイランへの攻撃とは、テヘラン南部のフォルドゥ核濃縮施設の破壊のこと。イランの核開発計画において最も重要かつ強固な施設とされている。山脈の奥深くに、自然の防御力を利用して、岩盤の90メートル下に建設された。コンクリートや耐爆壁で補強されている可能性もある。
イスラエルが持つバンカーバスター(地中貫通爆弾)GBU―28では地中20メートルほどまでしか到達できないとみられる。破壊できるのは、地中60メートルまで到達できる米国のバンカーバスターGBU―57のみとされる。これを複数発投下することが唯一の手段だとされる。
ただ、米メディア「アクシオス」の18日の報道によると「トランプ氏の一つの重要な疑念は、バンカーバスターを投下したとして、本当にフォルドゥを破壊できるのかどうか?」という
なぜなら、GBU―57は、開発中に数回の試験を経たものの、一度も実戦で使われたことがないからだ。GBU―57でフォルドゥを破壊できなかった場合、イランは降伏せず、戦争を継続しながら、核開発計画は続くとみられている。
その際には、世界がテロの脅威におびえる可能性があるという。
米紙ニューヨーク・ポストは、ハメネイ師はトランプ氏の降伏要求を拒否する扇動的な発言を繰り返しており、西側諸国のテロリスト「スリーパーセル」を活性化させようとしている可能性があると指摘している。
スリーパーセルとは、世界各国で普段は一般市民として生活しながら、命令が下り次第、破壊工作やテロ活動を行うために潜伏している工作員のこと。
中東専門家は同紙に対し、「イラン政権が今不安定になっている。標的にされ、非常に脆弱であるという事実こそが、西側諸国にとってますますイランを危険なものにしている。イランには失うものが何もなく、ニヒリズムの感覚を抱き、それが理性を失わせるからだ。世界中に潜伏しているスリーパーセルが活性化し、大規模な悪意ある活動を行う可能性がある」と指摘している。












