ソフトバンクの山川穂高内野手(33)が16日に出場選手登録を抹消された。
首脳陣が決断を下した。山川はシーズン序盤からなかなか調子が上向かず。5月15日に4番を外れると、今月5日にはスタメン落ちも経験。6月は打率1割6分7厘、0本塁打と落ち込み、シーズン全体で見ても59試合に出場し打率2割4厘、9本塁打、28打点と物足りない数字だった。
小久保監督が「(山川が)本来のところに戻らない限り、パ・リーグで抜けていくのは難しい」と語るように主砲の復調はチームの優先事項だ。その一方で山川が二軍に降格したことでチャンスが増える選手もいる。一塁手のオプションがある秋広優人内野手(22)もその1人かもしれない。
秋広は13日からのDeNA3連戦では全ての試合で打点を挙げるなど、3戦連続お立ち台に上がる大活躍。鷹党の心をガッチリとつかんだ。
指揮官は「(17日から)セ・リーグの球場なので、DHが使えない。秋広を出せないのでちょっと残念。(外野の控え)1番手でチャンスはある」と今後もあくまで外野手での起用がメインだと説明した。その一方で、現在の正一塁手はベテランの中村。出塁率の高さを踏まえても打線には不可欠な存在だが、6月の月間打率は1割台とやや下降気味であることも事実だ。長期的に好調を維持するために、屋外での6連戦で一塁手の〝代役〟の出番があっても不思議ではない。
秋広は巨人時代から外野、一塁の出場経験がある。ホークス移籍後も、15日のDeNA戦(みずほペイペイ)で9回に一塁の守備に就いており、試合前練習でも一塁の練習をしている姿が見受けられる。首脳陣からも「外野も一塁もこなせる」という声があり「オプション」とは名ばかりではない。
また、残りの交流戦2カードはいずれもセ・リーグの主催試合(対広島、阪神)となるが、代打としての出番が増えてもおかしくない。山川の抹消で広がりそうなチャンスを逃さず、首脳陣にさらなるアピールをするためにも奮起したいところだ。












