米移民関税執行局(ICE)による不法移民取り締まりに反対するデモがロサンゼルスを中心に拡大する中、米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(77)は先週、「ロスが戦場化している」とのニュース報道が誇張し過ぎていると異議を唱え、デモの実態を歪曲していると批判した。
元カリフォルニア州知事でもあるシュワルツェネッガーは米ABCの人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演し、ニュースメディアは「ロサンゼルス市全体、または郡全体を戦場になっているかのように報道している」とした上で、抗議活動による影響は「ロサンゼルスの面積のわずか0・001%程度」だと主張した。
シュワルツェネッガーは、誇張されたメディア報道が観光業に悪影響を及ぼし、「テレビで映し出されるもの」によって観光客が減少することへの懸念を示した。司会のキンメルも同意し、「ロサンゼルスはどこも戦場じゃない」と強調した。
シュワルツェネッガーはまた、現在の移民問題は共和・民主両党の責任だと強く非難。「政治家がちゃんと仕事をしていれば、こんなことは起こらないはず。よく考えるべき」とし、「民主党も共和党も、この問題の解決には関心がない。資金集めに利用しているからだ」と続けた。
さらに、移民問題について、オーストリア出身で自身も移民であるシュワルツェネッガーは、「もちろん、これは私にとっても非常にデリケートな問題。この国に来た時、私も国外追放の恐怖の中で暮らしていたからだ」と振り返った。
21歳で英語も流暢ではないまま、ボディビルダーとしてカリフォルニアに移住したシュワルツェネッガーは、「私が人生で成し遂げたことはすべて米国のおかげ。それが全て」と付け加えた。












