東京都議選(22日投開票)が13日にスタート。自民党と都民ファーストの会が第1党を争うなかで国民民主党がどこまで勢力を伸ばすのか、再生の道は議席を獲得できるのかが主な注目点となっている。
都議会自民党にも裏金問題が発覚したことで、〝コメ担当大臣〟小泉進次郎農相の人気にあやかろうにも逆風が吹いている自民党は、敗北したときの責任を考慮したのか石破茂首相が初日の応援を回避するなど暗いムードが漂っている。
現首相が出てこないなら自分が…とばかりにマイクを握ったのが岸田文雄前首相だ。東京・八王子市で候補者の出陣式に駆けつけた。多くのSPによる警護で厳戒態勢が敷かれるなか、岸田氏は「公約・政策を考える上で重要なポイントは持続可能性。要は先がしっかりあるかどうかだ」と熱弁。多くの政党と候補者が減税を主張している風潮に対して、「賃金や経済を大きくすることをせずに減税をして手取りを増やす取り組みは、その先どうするのか全く見えない。私は経済を大きくすることで手取りを増やす。それが王道です」と訴えた。
実は岸田氏の人気が高まっているという。つい最近もユーチューブチャンネルが登録者10万人を突破したことを記念してユーチューブから銀の盾が送られてきたといい、ユーチューバーがよく行う〝開封の儀〟の動画を公開していた。
永田町関係者は「首相時代の定額減税は地味でしたが、評価する声もある」と指摘。キングメーカー化や首相再登板までうわさされているほどだ。
一方、石破氏は散々だ。自民党の候補者の中にはSNSで石破氏に選挙区入りしてほしくないという趣旨の投稿をしている人もいるほど。かつては応援弁士として人気だったことが遠い昔の日のことのようだ。
この日、石破氏は参院選の公約として国民全員に2万円を給付すると発表。子供と低所得世帯の成人には2万円を追加するという。これが石破人気につながるかどうか――。












