国民民主党の伊藤孝恵参院議員(49)が12日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。今夏の参院選で出馬予定だった山尾志桜里氏が出馬会見を行ったにもかかわらず、党が公認取り消しをした一連の騒動について「誰のことも幸せにしない決断でした」と振り返った。

 山尾氏はこの日、離党届の提出とともに声明文を発表。玉木代表のオファーに応じて出馬したにもかかわらず、「両院議員総会での(公認見送りの)決定という形にかなり違和感がある」とし、「(党執行部の)統治能力に深刻な疑問を抱いている」と痛烈に批判した。

 伊藤氏は「(玉木)代表の責任を問う声が私の元にも届いています。確かに、玉木代表の度々の決断がこの事態を招きました」と山尾氏の言い分を認めるも「しかし、その、引責は辞任ではありません」と代表交代について否定。「党ガバナンスの再考であり、売れない地下アイドルからのやり直しです。一度失った信頼は戻らないことを身に刻みながら執行部全員で全国を回ります」」と決意を新たにした。

 投稿では公認取り消しを決めた両院議員総会の様子も明かし、玉木代表を支える決意もつづった。

「昨日の両院議員総会では誰一人、他者批判をしませんでした。理不尽を抱えていたはずの衆院1期生に発言してもらおうと、自然とマイクを譲り合いました。党を大きくしたい、強くしたいと願う中で、代表が抱いた焦りや驕り、孤独もちゃんと、所属議員たちは感じています。そしてそれ以上に、自分が政策的にも精神的にも党を支えられる人間に早くならねばなと自戒しています」

 X上ではこのポストに対し「誰一人、批判しない組織ってどうなんだ?」「ごちゃごちゃ言っても玉木は無罪放免」「なぜ地下アイドルと一緒にするんだ、失礼だろう」という批判的な意見が多く上がっている。

 国民民主の行く末を不安視する動きはインフルエンサーにも広がり、株ユーチューバーでアクティビストの田端信太郎氏はXで「今後、マトモな人材ほど国民民主党から立候補する意欲は減るだろう。そして候補者の質が下がることは、必ずや党勢の衰退を招くだろう」と投稿。堀江貴文氏も「ほんそれ。流石に酷いと思う」と同調した。