国民民主党の山尾志桜里元衆院議員が12日、同党が参院選で自身の公認を取り消したことについて「大変残念です」と批判する声明文を発表し、離党届を提出したことを明かした。

 山尾氏は10日に出馬会見したばかりだったが、11日になって党が両院議会総会で公認内定の取り消しを発表していた。

 声明文の中で「昨年来、玉木雄一郎代表より、国民民主党からの国政復帰のお誘いを頂戴していました。本年に入り、改めて代表から具体的に夏の参院選での出馬の要請を受け、その後、代表と榛葉賀津也幹事長お二人同席の上で重ねてのご要請を頂戴しました。悩み抜いた末、この大事なタイミングで党と国家に貢献できるなら微力を尽くしたいと考えるに至り、様々な環境を整えた上で、ご要請をお受けする決断をしました」とオファーを受けた側であることを強調した。

 4月23日に党から公認決定の連絡をもらい、早期に出馬会見を開くことを希望していたが、複数回先送りにされたとも主張。6月10日の会見が決まった際には、「代表・幹事長の同席を希望しましたが、辞退会見であれば同席するとのお答えは大変残念でした」と〝ハシゴ〟を外されたという。

 その上で「(党の)統治能力には深刻な疑問を抱いておりますので、今後は一線を画させて頂ければと思っております」と執行部を痛烈に批判した。国政に再挑戦する意思については「揺らぎはありません」と説明した。