新日本プロレスを支配する「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のグレート―O―カーンの独占インタビューに、久しぶりに成功した。カラム・ニューマンとIWGPタッグ王座を保持するオーカーンは、15日大阪城ホール大会でタイチ&石井智宏とのV1戦に臨む。最近めっきりおとなしかった余の声を聞き、再び帝国民としてひれ伏すがいい――。
――ちょりーっす
余 真剣にやれよ、仕事じゃないんだぞ! …いや、一体いつ以来のインタビューなんじゃ? 余の記憶が確かなら3月の「NEW JAPAN CUP」が最後じゃろ。帝国書記官、お前が始めた物語だろ。
――最近はめっきり余の話題がなかったもので
余 へ…ヘイトスピーチ…って無礼者! (ジェフ)コブと内藤(哲也)の最後のタイトルであり、カラムが最年少記録も樹立したIWGPタッグ戦線こそ話題の中心だっただろうが! それを追えていないようでは、またエキスパートからやり直しなんじゃないか? 余とカラムがあの毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI―HASHI)からベルトを取った時なんて号外を出してもおかしくなかったはずじゃ。
――無礼をお許しください。しかし、HENARE、コブ、カラムとパートナーが変わり続けて節操がない
余 45年必死に生きてきた結果がこれなのか? やけんモテんと思う。モテる男はつらいのだ! 余たちは円卓の騎士のように全員が平等。誰と組んでも実力が発揮できるし、何よりも余が開発したインペリアルドロップは、誰とでも使える史上最高の合体技だからな。エンパイアとか知らないけど、たぶん全員組んだぜ。
――誰でも使えると
余 処すぞ。「誰とでも」と「誰でも」を一緒にするな。パンケーキとホットケーキぐらい違うわ。この技を開発しただけでプロレス大賞技能賞ものと言っても過言ではない。これもすべては余のタッグプレイヤーとしての天賦の才じゃ。天才はいる、悔しいが。
――無礼をお許しください。大阪城ではタイチ&石井とV1戦
余 うむ。新日本プロレスは今いろいろ動きがあって、去って行くものもいればユニットの合併も進んでいる。タイチと石井という組み合わせは珍しいから面白そうではあるが、タイチなんぞ内藤がいなくなって席が空くからやる気を出しているようでは遅すぎる。イスが空くまで待っていたヤツに、イスに座る資格などない。だから余はヤツらを窓際族のオッサンだと言っておる。
――思い出したがタッグ王座を奪取した4月の広島大会は、内藤に主役を取られ、全然話題にならなかった
余 この味はウソをついてる「味」だぜ。〝女のウソ〟は許すのが男だ。ただし書記官、テメーはダメだ。内藤が辞めた理由は単純明快で、広島で主役の座を奪われた余にまた負けるのが怖かったからじゃ。昨年9月のIWGP世界王座戦で悟ったんじゃろう。次やれば確実に余に負けて、時代を終わらせられてしまうとな。貴様ァ逃げるなァ責任から逃げるなァ! ヤツは新世代の壁になることすらできず、焦って逃げていったんじゃ。
――無礼をお許しください。退団と言えばコブも4月に新日本を去ったがUEに影響は
余 ないんだな、それが。誰が去って迷うユニットは一生迷ってろ。そして失い続けるんだ、貴重なチャンスを! 先日は声優の相羽あいなも同盟者となり、今後もセコンド陣営もどんどん華やかにしていく作戦じゃ。誰がどう見てもプロレス界のみならず他ジャンルまで巻き込み、すべてを支配する準備が着々と整っておるじゃろうが。
――では、大阪城のタッグ王座戦など朝飯前だと
余 うむ。中間管理職のタイチと石井に構ってるヒマはない。藤田晃生が最年少で「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を優勝したり、時代は確実に変わっておる。だからこそ余は、IWGPタッグを巻いたままG1クライマックス(7月19日、札幌で開幕)を優勝して、IWGP世界ヘビーに挑戦する。余がタッグとシングル両方を極めて真の頂点に立つその前に! ひれ伏せっ愚民ども!












