埼玉県知事の大野元裕氏(61)が4日、都内で「第44回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』」の発表・授賞式に登壇し、政治部門で同賞を受けた。
大野氏は、外務省の調査員・書記官として勤務した経歴を持ち、2010年に参議院議員(埼玉選挙区)初当選。19年、埼玉県知事に就任。現在は2期目の埼玉県知事を務めている。プライベートでは3児の父親だ。
「日本で最も素晴らしい父親と言われた瞬間、逃げ出したくなりました(笑い)」とあいさつ。続けて「知事という職業柄、賞状などを渡すことはあっても、もらうことはめったにない。大変うれしく思います」と喜びの感想を述べた。
しかし、自身のことを「大変ひどい父親」と表現する場面も。「イラクに赴任していたころ、戦争に子供たちを巻き込んでしまった」と語った。多忙な公務の中、家族と過ごす時間は特別だったそう。「夜中に砂漠で流れ星を見たこともあった。ただ戦争中で、妻は妊娠していたので『とにかく生きて出産する』、そういった必死な日々だった」と振り返った。
子供たちからは「古風なオヤジ、でも好きなことをさせてくれるオヤジだと思われていると思う。戦争などの厳しい思いもさせてしまったから多少甘いところもある」と語った。子育てのモットーは「子供たちの自主性を重んじることだ」という。お小遣いを年俸制にし、年に1回、金額の交渉を行っていたと明かした。












