新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードが2日、葛西純とのシングルマッチ(24日、後楽園ホール)にベルトをかける意向を明かした。

 デスペラードは連覇を狙った「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」で優勝決定戦まで勝ち進めなかった。そんな中で迎えた1日の大田区大会には葛西が来場し「お前のケツを蹴りに来てやったぜ」と「デス・ペイン・インビタショナル」の招待状を送付。デスペラードも「いつまでもグジグジしてないで、ちゃんと葛西純と正面切って向き合おうと思います」と気合いを入れ直していた。
 
 この日はBOSJ覇者・藤田晃生の一夜明け会見が予定されていたが、デスペラードは会見前に会場に登場。葛西からの招待状で闘志に火がついたことを明かした上で「6月24日のデス・ペイン・インビタショナル。こちらのシングルマッチは、IWGPのタイトルをかけて葛西選手とシングルマッチをやりたいと思います。もちろん俺の一存じゃあ決められないので。ここからIWGP実行委員会の判断になるんだと思います」とIWGPジュニア王座V6戦への変更を訴えた。

 新日本は15日に上半期最大のビッグマッチ・大阪城ホール大会を控えており、過去の同大会ではIWGPジュニア王者とBOSJ覇者による頂上決戦が組まれるケースが多かった。

 しかし今年の覇者・藤田はデスペラードVS葛西の後に挑戦する意向を表明済み。デスペラードは「昨日優勝者の藤田、すごい試合でした。素晴らしかった。YOHもとんでもなかった。その優勝者の藤田に気を遣われた感じなんですよね。ハッキリ言って」と振り返りつつ「もちろんタイトル持ったまま藤田の前に立つ気でいるんですけど、絶対勝てるわけではないじゃん。簡単に勝てる相手じゃない。絶対なんてないんだよ。だからもしかしたらタイトル持った葛西純が藤田の前に立つことがあるかもしれない」と分析した。

 デスペラードは「もちろん最初から負けるつもりなんかない。でもお前(藤田)が言っていた通り、今、俺の目はお前に向いていない。まずは葛西純、タイトルマッチにしようと思います」と言い残して退場。数々の死闘を繰り広げてきた両者の〝ラストシングル戦〟に、ジュニア最高峰のタイトルがかけられることになりそうだ。