ボクシングWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)が5月31日、師事する名伯楽ルディ・エルナンデス氏がスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)とフェザー級で対戦する案を披露したことについて「イメージしていない」との考えを示した。
この日、神奈川・相模原市内の所属ジムでIBF同級王者・西田凌佑(28=六島)との王座統一戦へ向けた公開練習を行った中谷。この試合後にスーパーバンタム級に転向する方向で、来年に井上との対戦が計画されている。井上は9月にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦、次々戦でフェザー級に上げてWBA同級王者ニック・ボール(英国)に挑戦した後、スーパーバンタム級に戻って中谷戦へ向かう見通しだ。
だが、エルナンデス氏は先日、米国のボクシング専門誌「ザ・リング」の取材で中谷がWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)に挑戦し、井上とフェザー級で対戦する案を語った。中谷はそれについてエルナンデス氏と話をしたという。しかし、エスピノサとの対戦は「見据えている」と話したものの、井上とフェザー級で対戦することは「イメージしていない」と否定的で、既定路線であるスーパーバンタム級での対戦を望む考えを示した。
いずれにせよ、西田戦に勝利しなければ井上戦にはたどり着けない。この日はサンドバッグ打ちなど軽めの調整を3ラウンド披露し、「期待してもらっていい」と勝利に自信を示した。












