ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(46=フィリピン)の挑戦に懸念が高まっている。

 パッキャオは7月にWBC世界ウェルター急王者マリオ・バリオス(29=米国)と対戦する予定。多くのファンは世界的スターファイターの再起戦に喜んでる一方、2021年8月に敗れて以来、約4年のブランクがあることや46歳という年齢もあり身体的な衰えを指摘する声がボクシング関係者、専門メディアからも多く出ている。

 そんな中、米メディア「SI」は「21年8月にヨルデニス・ウガスに判定負けした試合では年齢がはっきりとあらわれており、24年7月の安保瑠輝也とのエキシビションではさらに悪い状態だった。ボクシング界で警戒感を招いている」とし、息子のジミュエル・パッキャオは世論で浮上する懸念について「まあ、それも当然だ」とし「もう46歳なんだ。息子である私も彼を愛しているし、私の父親だ。そこに懸念はある」と語った。

 当然ながら世界王者の強烈なパンチをまともに受ければ大事故にもつながりかねない。加齢とともに反応速度が遅くなるケースも多く、名ボクサーも経験だけで勝てるわけではない。

 ただジミュエル氏は「でも私は信じている。年間を通して体調を保ってきた。だから体重も体調も問題にはならない」と父の勝利と安全を願っていた。