日本ハムは30日のロッテ戦(エスコン)に4―1で勝利。先発した4年目右腕・達孝太投手(21)は7回途中まで114球を投げて5安打、8奪三振、無失点の好投で2勝目をマークした。

 2021年のドラフト1位で入団した達は昨年10月のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初勝利。「飛躍の年」と位置づける今季は5月に一軍昇格を果たすと、4日の西武戦(エスコン)で6回4安打1失点で今季初勝利を飾った。さらに18日のロッテ戦では自己最長の7回を投げて2安打無失点の好投。これには新庄剛志監督(53)も「ボール先行でも変化球でストライクが取れるし(投球)テンポもいい。投げるたびに成長している」とベタ褒めで、先発ローテーションの一角として期待を寄せている。

 今季のチームの先発陣は開幕当初から昨季最多勝に輝いた伊藤を筆頭に、山崎、加藤貴、北山、金村、細野が好成績を残す。そんな豪華メンバーに達が加われば、さらなる戦力強化が見込める。それだけに球団周辺やフロント陣もニンマリなのだが、球団が達の台頭を喜ぶのは「戦力面」だけではない。

 達はプロ入り直後から球界屈指のイケメンとして知られ、日本ハムの女性ファンから絶大な支持を得ているため「営業面」でもチームに多大な影響を及ぼす可能性が高いからだ。

 身長194センチのモデル風のスタイルに加え、甘いルックスだけにモテるのは当然だろう。ただ、昨季までは二軍が主戦場だったこともあり、グッズの売り上げなどを含めた球団サイドへの貢献度はそれほどでもなかった。

 だが、達が本格的に一軍で活躍すれば女性ファンの増加やグッズ収入も見込める。球団関係者の一人も願望を込めてこう明かした。

「今年3月に発売された『anan』(女性誌)で田宮や山崎、松本剛らがそろって表紙を飾ったこともあり、ウチ(日本ハム)も女性ファンが着実に増えている。そこに達が実績を残して加わるとなれば、その効果は間違いなく大きい。そもそも達はプロ入り直後から『活躍次第では大谷(ドジャース)やダルビッシュ(パドレス)に匹敵する人気選手になる』とささやかれていた逸材ですからね。男性ファンだって増えますよ。性格も明るいし、マウンド度胸も抜群ですから。期待しかないです」

 このまま達がローテを守り、白星を量産していけばより注目も集まるだけに、今後の活躍から目が離せない。