日本ハム・達孝太投手(21)が「ミスター雨男」に着々と近づいている。
2021年のドラフト1位でプロ4年目の若手右腕は17日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発予定だったが、午前中から降り続いた雨の影響で、午後1時30分には試合が雨天中止に。翌18日の同戦にスライド登板することが決まった。
達は今季初登板となった今月4日の西武戦(エスコン)で6回4安打1失点の好投。今季初勝利を挙げた。その勢いのまま今季2度目となる先発登板に挑む予定だったため、この日の雨天中止は本来なら「不運」なはず。だが、達に限って言えばそうとも言い切れない。というのも、達はプロ入り直後からチーム内でも有名な「雨男」だからだ。
本人によれば、今季も雨男ぶりは健在のようで「今年は(春季)キャンプ中に2回ぐらい雨だったんで」と苦笑い。「あと仙台で雨の中で投げたり、カーミニーク(西武の二軍球場)に行ったら雪降っていたりとか(笑い)。今年だけでも5、6回は(雨天中止や雨天登板が)ありましたから。プロ入り後から数えるともう10回ぐらいは確実にあると思います。だか、らもう何とも思わなくなってきましたよ」。あまりの雨との縁に、本人も諦めの境地に入っているという。
ただ、今季躍進が期待される右腕にとって雨は幸運の予兆でもあるようで、ここまで雨天延期の次戦や雨天登板時には好投が続いている。だからこそ今回の雨天中止も〝吉兆〟ととらえ、18日のスライド登板を心待ちにしている。
「雪降ってた日の翌日は(投球が)良かったと思いますし、今年は(雨の影響で)そんな(投球が)悪い日はなかったと思うので。それにプロ入り後の1年目のファームでの2戦目ぐらいに中田翔さん(現中日)にホームランを打たれた後に、雨で試合が中止になって。『あ~良かった』って思ったのが始まりだったので(笑い)。それを皮切りにどんどん雨が降ってきたんですけど…。18日は雨さえ降らなければ良いピッチングができると思います」
これまでは二軍戦が中心だったが、18日の一軍戦で好投を見せれば、本人の雨男ぶりはチームやナインにも「幸運」と認識される。そのためにも今回の登板は試金石となるだけに、負けるわけにはいかない。












