これ以上塗り替えられる記録はないと思われるドジャースの大谷翔平投手(30)だが、まだあった。米スポーツ専門局「ESPN」が29日(日本時間30日)に「驚くなかれ」と、大谷が今度は「得点力」の分野で、再び歴史を書き換えようとしていることを報じた。

 大谷は開幕から54試合で59得点。1試合あたりにして1・09点という驚異的なペースでホームを踏んでいる。ここまでチームの56試合中54試合に出場しており、レギュラーシーズンは残り106試合。現在の打率2割9分2厘、四球率14・6パーセント、そして1・09点という得点ペースを維持し、全試合に出場すれば、さらに116得点を上積みできる計算となり、シーズン通算175得点に達する可能性があるという。

 1900年以降、シーズンで160得点以上を記録したのはベーブ・ルースとルー・ゲーリッグの2人だけ。特にルースは1921年に177得点を記録したが、それ以降は誰も到達していないため、ESPNは「(大谷の)この記録的ペースはもっと注目されるべきだ!」と強調している。

 近年では、2000年にアストロズのジェフ・バグウェルが152得点、2年前にはブレーブスのロナルド・アクーニャが159試合で149得点をマーク。1試合平均1得点以上を記録するのは極めて難しく、1980年以降でそれを達成した規定打席到達選手は、1985年に143試合で146得点を挙げたヤンキースのリッキー・ヘンダーソンただ一人しかいない。

 昨季の大谷は159試合で自己最多となる134得点をマーク。得点は後続打者の働きにも大きく左右されるため、一人の力では成し得ない記録ではあるが、強打者が並ぶドジャース打線の援護を受け、大谷が100年以上破られていない大快挙に迫る可能性は十分ある。