ボクシング・ダブル世界戦(28日、横浜BUNTAI)の前日計量が27日に横浜市内で行われ、出場4選手はすべて1回目でパスした。WBO世界バンタム級(上限体重53・5キロ)タイトルマッチは王者・武居由樹(28=大橋)が53・5キロ、挑戦者の同級7位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)は53・1キロだった。

 武居は「ここ最近では一番減量がうまくいった。調子よく来れました」と仕上がりに手応え。写真撮影ではユッタポンと握手してから向かい合い、別れ際にも握手。友好的なムードを漂わせ「並んでみて背は低いなと思った」と話しながらも、「顔つきはすごくよかった。戦う目、いい表情をしていた」と、元ムエタイ2大王座の一つラジャダムナンの王者で、アマチュアボクシングでも高い実績を残している経験豊富なユッタポンの静かな闘志を感じ取っていた。

 デビューから8連続KOの快進撃を続けてきたが、直近2戦は判定勝ちに終わっており「2試合はすごく考えながら練習していたんですけど、よくも悪くも考えすぎず感覚で練習をした。燃えてますね」と、今回は野性味をテーマにしている。当初は昨年12月に予定されていたが、自身の左肩故障で延期になっており「迷惑をかけてしまった人もいる。その分も取り戻したいので、明日は爆発しようと思います」と大暴れを誓った。