国民民主党の玉木雄一郎代表と東京都の小池百合子知事が27日、国会内で年に1回の意見交換会を行った。

 お互い終始なごやかなムードでスタート。玉木氏は冒頭あいさつで、小池氏が今夏に一般家庭向けの水道料金を無償化表明したことに言及した。

「まあ、いろいろすごいなと。ほかの自治体から見てもうらましいと思う一方で、首都・東京ならではの課題とさまざまな問題にも取り組んでいる」と小池都政を評価した。

 これに小池氏は同党の〝手取りを増やす〟政策に触れた。「都として何ができるのかを考え、水道料金に着目した。すなわち都としてすぐできたことなんですね。(今夏が)温度が高くなると予想される中で(都民の)生活や健康に影響があるかないかを考え、水道料金の基本料金4か月間を保障料金にさせてもらった。今日は(東京都の)ファアクトをお伝えしたい」と語った。

 会談は35分間にわたった。両者は〝東京一極集中〟問題や、外国人の土地取得問題などで意見を交わした。

 終了後、玉木氏は報道陣の取材に対し「東京一極集中の是正という言葉があります。知事いわく『集中しているのは東京だけじゃなく、北海道だと札幌、東北だと仙台、名古屋や大阪だとか一極というよりも多極に集中しています』と。東京だけが集中しているものでもない。東京都は『税収が多い』と言われる。しかし、歳出も多い。(小池氏は)工夫しながら人への投資、子育てや教育などにまわしてきているという説明がありました」と明かした。

 玉木氏たちは小池氏に外国人の土地取得問題を話したという。

「我々としては各国首都に共通しているんですけど、地価が高くなっている中で(日本人の)住宅取得が難しくなる一方、外国人がマンションや不動産を取得することも増えている。具体的な地域の問題が潜在的に地域住民と外国人の対立につながってはいけない。そこは問題を共有しながら『一緒に考えて行きましょう』ということでした」と説明した。