ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が14日、同級8位ユッタポン・トンディー(31=タイ)との2度目の防衛戦(28日、横浜BUNTAI)へ向けて横浜市内で公開練習を行った。
武居は自身の右肩関節唇損傷により1月から延期となった一戦へ完治をアピール。「めちゃめちゃにする」と勝利に自信を示した。
横浜文化体育館から建て替えられた会場での初のボクシング興行。メインイベンターを務める武居は「コンディションは最高。ケガも完璧に治りました。メインらしくバチっと倒して勝ちたい」とKO勝利を誓った。
その言葉通り、この日行ったシャドーボクシング、ミット打ちではフックなど何度も右の強打を披露。故障中は左腕を強化しており「左はたくさん練習したので左でも倒したいですけど、復活したので右でも倒したい」と意欲を示した。
試合展開は「自分の得意な遠い距離で戦うのが理想。遠い距離でタイミングで倒せたら」とイメージする。野性味あふれる戦いでデビューから8連続KOの快進撃を続けてきたが、直近2戦は判定。所属ジムの大橋秀行会長に「野性味がなくなっている状況。そこを見せるのが第一。離れて戦って、ダメだったらくっついてぐちゃぐちゃにして倒す。そこで野性味を出せる」とハッパをかけられると、「めちゃめちゃにしようと思っています。押忍」と闘志を燃やした。
めちゃめちゃにするとは、具体的にどうするのか。相手を圧倒するのか、それとも試合をぶち壊すのか。武居は困惑しながら一度は「両方ですかね」と話したが「試合じゃなくて相手をめちゃめちゃにする気持ちで」と笑いながら訂正した。
大橋会長によると、この試合を突破すれば次戦は指名試合になるという。武居は先日、SNS上ではWBA同級王者・堤聖也(角海老宝石)の対戦呼びかけに対し前向きな発言をしていた。その意図を「自分は試合が決まっているし無視してもよかったんですけど、なんか反応したくなってしまって」と説明。キックボクシング時代からのライバルであるWBC同級1位・那須川天心(帝拳)とも対戦を誓い合っているが「今回は先のことは考えていない。ユッタポン選手を倒して勝つことに集中しているので、天心選手、堤選手は今はどうでもいいです」との考えを語った。












