メッツの千賀滉大投手(32)は13日(日本時間14日)に本拠地ニューヨークでのパイレーツ戦に先発し、5回2/3を投げ、6安打1失点、7三振2四球、1暴投で勝敗は付かなかった。打者25人に今季最多の102球で、最速97・5マイル(約156・9キロ)をマーク。防御率1・22。チームは2―1で勝った。

 1点先制してもらった初回こそ2三振を奪い三者凡退に抑えたが、以後は、毎回三塁に走者を置くピンチの連続だった。3回は一死後、単打と二塁打で一死二、三塁とされるがカイナーファレファをフォークボールで空振り三振、レイノルズもフォークボールで三ゴロに打ち取った。

 続く4回は四球と単打で無死一、三塁とされるもフォークボールで3者連続空振り三振に仕留めた。5回も四球と暴投で二死三塁とされるも切り抜けた。

 6回、単打と二塁打で二死二、三塁となったところで勝利投手の権利を持って降板。球数は今季最多の102球だった。しかし、2番手のギャレットが連続四球で1―1の同点に追いつかれた。

 走者を背負いながらも切りぬけることができたのは、17の空振りのうち、11回を奪ったお化けフォークのおかげ。まさに伝家の宝刀だ。

 規定投球回に到達して防御率はナ・リーグトップに立った。2年目の昨季は右肩痛、左ふくらはぎ肉離れのため、レギュラーシーズンの登板は1試合のみ。ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズは初戦の先発を含み2試合に登板するも計3回を5安打6失点、1三振6四球と期待に応えることができなかった。雪辱の今季は開幕から地区首位のチームを大黒柱として支えている。