タイガースは7日(日本時間8日)に事実上の戦力外となっていた前田健太投手(37)の解雇を正式に発表した。ウエーバー公示期間で獲得する球団がなければ自由契約となり、日本球界の復帰の可能性も出てくる。

 前田は2023年オフにタイガースと2年2400万ドル(約34億9000万円)で契約し、2年目の今季はわずか7試合で勝ち負けなしの防御率7・88。FAとなった場合、MLB球団は最低保証年俸76万ドル(約1億1000万円)で獲得することができ、それを差し引いた額はタイガースが保証することになる。

 球団はそのリスクを承知のうえで放出したわけだが、地元メディア「モーターシティ・ベンガルズ」は「タイガースファンはデトロイトの新時代を祝っている。ファンのみなさん、ついに正式に決まりました。前田健太はタイガースのメンバーではなくなりました。ファンはこの結果が実現することを願っていたはずです」と〝拍手〟を送った。

 さらに「この祝賀はオーナーシップとフロントオフィスが意味のある賢明な決断をし、金額面で慎重さを捨てた結果だ。もっとも重要なのはタイガースが(残りの)1000万ドルをムダにすることを承知のうえで決断したことだ」と賢明な判断であるとキッパリ。前田の不振でファンのストレスも蓄積し、厳しい論調になっているようだ。

 ア・リーグ中地区で首位を走るタイガース。この決断が快進撃に拍車をかけるか。