タイガースの前田健太投手(37)がロースターの40枠から外れ、事実上の戦力外となったことで古巣のドジャース復帰の〝是非〟が取りざたされている。メジャー10年目の今季は7試合の登板で防御率7・88と苦戦。今後はウエーバーにかかることになるが、高年俸がネックとなって状況は厳しく、トレードもしくは自由契約となる可能性がある。
そんな中で米メディア「アルバット」は「前田の名前がドジャース加入の可能性として話題となっている。戦力外のニュースが西海岸に大きく響き渡っている」と復帰に期待している。「ドジャースは特にこの数週間、投手陣にケガ人が続出している状況を考えると復帰を夢みるのは当然と言えるだろう。選手層を厚くしたい今、彼の名前はまったく突飛なものではない。例え以前のような球速を失ったとしても現実的な選択肢だ。時としてマウンド上の知性は95マイル(145キロ)以上の球よりも価値がある」と前田の経験値がスネル、グラスノーらを欠いて〝投壊危機〟に陥っているチームの窮地を救うと見ている。
前田は2016年から19年に在籍し、4年間で47勝をマーク。2年連続でワールドシリーズ登板を果たし「ロサンゼルス ON SI」も「彼はドジャースに精通しており、フロントも彼を歓迎するだろう。フリードマン(運営部長)が現在の投手に固執するのではなく、前田を獲得するかどうかは興味深い」と報じている。
しかし、一方で「ドジャースウエイ」は〝猛反対〟を論じている。「確かに投手陣の補強が必要だ。ドジャースは石炭をダイヤモンドに変えることに長けている。しかし、だからといって前田をウエーバーやトレードで獲得すべきではない。タイガースは前田を見捨て、ブルペンの中でも最も少ない投球回数しか与えられていない。ローテーションを埋めるための人材は前田であってはならない。タイガースが前田を救えなかったのに、ドジャースが救えると信じるのはとんでもない傲慢と言えるだろう。特に先発陣の健康を維持できない現状ではなおさらだ」とバッサリだった。NPB復帰を含め、どんな去就となるのか…。












