次なる「お楽しみ」とは――。復活した〝不死鳥〟ハヤブサが、新生ゼロワンのビッグマッチ「川崎伝説2025」(7日、神奈川・富士通スタジアム川崎)でタッグ戦に出陣。華麗な空中殺法を全開にして勝利をつかみ、4月27日の「ルチャフェススペシャル」のデビュー戦から4戦全勝とした。試合後には初めて肉声も披露。日増しに注目が高まる中で、復活ハヤブサは新たな野望、「火祭り」参戦に突き進む。

 FMWでデビューした故江崎英治さんの初代ハヤブサは魅惑の空中殺法と突貫ファイトで多くのファンを魅了したが、2001年10月に試合中のアクシデントで頸椎を損傷。16年3月、くも膜下出血のため47歳の若さで死去した。

 この日の復活ハヤブサは、江崎ハヤブサのタッグパートナーだった新崎人生と組み、デビュー戦の相手だった田中将斗、江崎ハヤブサの最後の対戦相手だったマンモス佐々木とタッグ戦で激突。ファルコンアロー、ファイヤーバードスプラッシュ、フェニックススプラッシュと不死鳥殺法をさく裂させ、最後は新技の「Hサンダー」(変型エメラルドフロウジョン)で、勝利した。

マンモスにダブルキックするハヤブサ
マンモスにダブルキックするハヤブサ

 試合後は佐々木から振られ「お楽しみは、これからだ!」とマイクアピール。江崎ハヤブサの決めゼリフで、初めて肉声を披露した。これで4月27日の「ルチャフェススペシャル」のデビュー戦から4戦4勝。日増しにプロレスファンの期待も高まっているが、さらなる野望を抱いている。

 関係者によると、復活ハヤブサはゼロワン真夏の祭典「火祭り」に出場を望んでいるという。「火祭り」はゼロワン創設者で〝破壊王〟こと故橋本真也さんが立ち上げたシングルのリーグ戦。「火祭り刀」が贈られる歴代の優勝者には大谷晋二郎、田中、佐藤耕平、大日本プロレスの関本大介らゼロワンマットを彩ってきた実力者が名を連ねる伝統の大会だ。

 江崎さんのハヤブサはFMWの象徴だっただけに、復活ハヤブサはゼロワン伝統の大会に出場することで、〝江崎ハヤブサ〟とは違った新たなハヤブサ像をつくり上げていくということだろう。

 もちろん、出場するからには、確かな結果が求められる。〝お騒がせ女子プロレスラー〟のウナギ・サヤカが「初代ハヤブサって、むちゃくちゃすごかったので、多分、すごい叩いてくる人というか、応援している人なんてほぼいなかったと思う」などと指摘していた重圧は、さらに増すはずだ。

 復活ハヤブサが過酷なリーグ戦で真価を発揮できるか注目が集まる。