西武は6日のソフトバンク戦(ベルーナ)に0―10で大敗。今季3度目の3連敗で、勝率5割に逆戻りした。

 先発・上田大河投手(23)が5回12安打10失点と大炎上し、試合は序盤から一方的な展開に…。打線もモイネロ―岩井の継投の前に2安打が精いっぱいで、二塁を踏むこともできずに打者27人で零封負けを喫した。

 売り出し中のドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手(22)も、バットで捉えながらも3打数無安打に終わった。第1打席ではモイネロの外角への150キロ直球を右直。4回一死一塁で迎えた2打席目は内角のスライダーを三塁線に鋭い当たりではじき返したが、相手三塁手・広瀬の好守に阻まれ「5―4―3」の併殺打となった。2試合連続ノーヒットは出場21試合目で初めてだ。

 ただ、黄金ルーキーに悲壮感はない。試合前には「インコースを強く突かれるケースが多くなってきた。意識しちゃうと外のボールに対して開きが出たり、踏み込めなくなってしまう。そこを意識しないように、内を攻められる打席と外を攻められる打席が分けられていたりするので、打席ごとにちゃんと割り切っていきたい」と頭を整理。アウトにはなったものの、自分が置かれた状況を客観視しながら、高めの変化球や外角への直球に狙いを絞っていた。

 だからこそ、試合後には一定の満足感も漂わせた。

「(初対戦したモイネロは)全ての球が一級品でした。1打席目は外の真っすぐを捉えて正面。2打席目もスライダーを捉えたんですけど、正面だった。全然悪い感じがないというか、狙ったボールをしっかりとらえてるんで、いいかなと思う」

 4日の日本ハム戦(エスコン)まで4割をキープしていた打率も3割6分6厘。一時6割を超えていた得点圏打率も4割2分9厘と緩やかに降下してきた。結果を残せば、相手のマークも厳しさを増してくる。

 渡部は「いい打球を打ててるんで積極的にいくのを忘れず、これから試合していく中で何試合無安打というのもあるんですけど、それをできるだけ短いスパンにしていきたい。今日の打席では最後の打席(フルカウントから三振)で四球を選べるようにしっかり修正していきたい」と足元を見つめていた。