ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチが当地のTモバイル・アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥(32=大橋)がWBA世界同級1位の挑戦者ラモン・カルデナス(29=米国)を8回TKOで下して王座防衛に成功。2回にダウンを喫する場面もあったが、7回にダウンを奪い返し、8回に決着をつけた。スリリングな一戦を制した井上は試合後、激闘を繰り広げた挑戦者のカルデナス同席のもとに、会見を行った。

 ――カルデナスと闘った印象は

 井上 映像で見てたよりも、もっともっと強い選手でした。また、このラスベガスでカルデナスと戦えたことは、自分のキャリアにとってすごくいい経験になりました。

 ――ダウンを喫した時の気持ちは

 井上 まずは落ち着いてポイントをピックアップしていくことを考えました。

 ――ラモンに質問です。井上がダウンした時、再び立ち上がると思ったか

 カルデナス 彼は戦士だから立ち上がると知っていた。彼は世界でも最高のファイターの一人だからそんな簡単に倒れるとは思っていなかった。だから、立ち上がるものだと思っていた。

 ――(再び井上に)ここでの経験を経て、また米国で試合をしたいか

 井上 機会があれば戦いたいなと思います。

 ――WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)との戦いはいつ見られそう?

 井上(隣の大橋会長に)いつくらいですか?

 大橋会長 (来年)5月くらいですかね。

 ――先ほどカルデナスは思ったよりもいい選手だったっていう言葉があった。具体的には

 井上 全体的な、ボクシングもそうですけど、一番感じたのはすごい対策をしてきてるなっていうのは感じました。僕が見ていた映像とは全く違うカルデナスでした。タフさはすごくあるかな、とやる前から思ってたんで、そう簡単にはいかないなとは思ってたんですけど。まあ、タフさはそのままです。

 ――階級を上げて戦うことは考えているか

 井上 この階級で体重を作っていくことができる限り、この階級で戦います。