21日に亡くなった〝過激な仕掛け人〟こと新間寿さん(享年90)の葬儀・告別式が30日、東京・新宿区喜久井町の感通寺でしめやかに営まれた。
新間さんは3月24日に体調不良を訴えて都内の病院で診断を受けたところ、新型コロナウイルス感染と肺炎を発症していることが発覚。治療後に本人の強い希望を受けて18日に退院し、21日に自宅で亡くなった。
葬儀には藤波辰爾、初代タイガーマスク(佐山聡)、大仁田厚、ジャガー横田、中嶋勝彦、MAZADA、KAZMA SAKAMOTO、Sareee、MIRAI、マリーゴールドのロッシー小川代表、RIZINの榊原信行CEOら多数のプロレス・格闘関係者が参列した。
告別式では新間さんが生みの親である初代虎が弔辞をささげた。自身もパーキンソン病と闘う初代虎は「新間さん、悔しいです。新間さんが最後まで『佐山、頑張れ!』って応援してくれて。『6月は2人でリングに立つぞ』って。僕は声も出せない状態でベッドに寝ていて、新間さんの言葉を聞いて本当に頑張んなきゃなと」と振り返りつつ、「新間さんが亡くなった時、絶対に新間さんに会いにいかなきゃと自宅におうかがいした時、なぜか実感が沸かなくて。『佐山、頑張れ』と新間さんが言ってくれてるんだなと思いました。その日から不思議なんですけど、僕、声が出るようになりました」と明かした。
さらに初代虎は「新間さんの過激な仕掛け、その仕事ぶりは若いころの自分は雲の上の存在で、晩年になって新間さんの真の姿を見ることができて。この20年間、何の仕事も『動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとく』この言葉がピッタリだと思います」と敬意を表明。「でも実際の新間さんはすごく温かく、家族思いで、優しいことは、ここにいらっしゃる皆さんも知っていると思います」と時折、声を詰まらせながら故人をしのんだ。
新間さんのプロレス愛の強さに感銘を受けていた初代虎は「愛情を込めて藤波さんたちと一緒になってプロレス界を盛り上げていきたいな、そういう気持ちになりました。新間さん、まだ別れたくないです。必ず成功するので見守ってください。私たちはやります。またいつか、その大成功の報告をしたいと思います」と声を震わせながらプロレス復興を約束。最後は2回にわたって「新間さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を口にし、大恩人との別れを惜しんでいた。












