出口見えたはずだったが…。広島は29日の巨人戦(東京ドーム)に延長12回、3―4でサヨナラ負け。今季最多の4連敗となった。
巨人に序盤2点を先行されたが、絶好調の4番・末包が3回に同点2ラン、4回には勝ち越し適時打を放つ大車輪の働きで、3―2と逆転。6回2失点の先発・森以下、中継ぎ陣も必死の継投で、1点リードのままクローザー・栗林へとつないだ。
そんな守護神も9回二死一塁で迎えた若林を三ゴロに打ち取ったかに見えた。だが、この打球を処理した三塁手・小園海斗内野手(24)が一塁へ悪送球。ボールがファウルゾーンを転がる間に、一走が本塁に生還し、3―3の同点とされてしまう。
まさかの失策によって土壇場で追いつかれた後は、延長11回まで何とか同点のまま踏ん張り続けたが、勝利がなくなった12回裏に7番手・中崎が一死二、三塁から、甲斐にサヨナラ犠飛を放たれ万事窮す。
あと1プレーで「連敗脱出」となった算段が、最後の最後に、ここまで全試合出場している小園が、悪送球。試合後の新井貴浩監督は「(ミス)取り返してもらいましょう」と、痛恨失策の小園の〝奮起〟を促したが、小園は「今日は(コメントは)なしで」と試合後も落胆を隠せず、球場を後にした。
4連敗となったが、この4試合は失点に失策が絡む悪循環が続いている。9連戦初戦で「1点差勝利」で終わる展開が、結果的には守護神・栗林の後にさらに3投手を継ぎ込んだ揚げ句、最後の最後に力尽きた。
新井監督は「また明日からも試合が続くので、気を引き締めて臨みたい」とあくまで〝切り替え〟を強調したが…あまりに痛いサヨナラ負けとなった。













