阪神は25日の巨人戦(甲子園)に4―1で快勝。村上が8回6安打1失点、6奪三振の快投を披露し、3回には佐藤輝明の8号3ランが飛び出すなど、投打がかみ合った勝利となった。
この日は〝精密機械〟の異名を持ち現役時代には320勝を挙げた球団OBの小山正明さん(90)が18日に心不全のため死去したことを受け、試合前に両軍が黙とう。バックスクリーンに掲げられた5本の旗は半旗となり、阪神は肩に喪章をつけて臨んだ一戦となった。藤川球児監督も「今日は小山さんのことがありましたから、特別な思い、必ず勝たないといけないという思いでゲームを戦っていました」と〝レジェンドOB〟に白星を届けるという強い思いがあったことを明かした。
また、試合前には球団創設90周年を記念したイベント「Tigers Legends Day」が開催され、ファーストピッチセレモニーには、サプライズゲストとして江夏豊氏(76)が登場。女房役は田淵幸一氏(78)が務め、〝黄金バッテリー〟が復活した。江夏氏は虎党からの大声援を浴びながら車いすから立ち上がると、白球こそ握っていなかったものの力強く左腕を振った。
指揮官も「グラウンドは普段生活している場所とは違いますから。あそこに出たら、すごく偉大な選手ですし、血が騒ぐということもわかります。本当に頭が下がりますし、さすがだなとその一言です」と敬意を表していた。
大事な一戦をモノにした藤川虎は破竹の5連勝で貯金を5とし、首位に躍り出た。












