19日のヤクルト―巨人戦(神宮)でまさかの「球審コール」が起こった。

 8回一死の巨人の攻撃でヘルナンデスがフルスイングしたファウルチップが、笠原球審のマスクを直撃。チン(=アゴ)が激しく揺れたのか笠原球審はフラフラとヤクルト捕手の古賀に寄りかかった。

 ヤクルトのトレーナーが駆け付け担架も用意されたが笠原球審は自力で救護室へ。両軍ファンから「カッサハラーッ! カッサハラーッ!」と大「笠原コール」が沸き起こった。

一旦グラウンドをあとにする笠原球審
一旦グラウンドをあとにする笠原球審

 ファンの声援に力を得たのか笠原球審は約5分後にグラウンドに戻ると、スタンドからは温かい拍手が送られた。判定を巡ってファンから厳しい批判にさらされることも多いが、審判冥利(みょうり)に尽きる光景だった。