SBIホールディングス株式会社代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏(74)が17日、都内で会見を開き、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の改革に向けた事業構想を語った。
米ダルトン・インベストメンツは16日、フジテレビの親会社に当たるFMHが6月に開く定時株主総会での株主提案書を公開し、北尾氏ら12人を取締役候補に推薦している。ダルトンからの取締役推薦を受諾した北尾氏はFMH改革のために1意識改革、2人事・組織改革、3ビジネスモデル改革が必要と訴え「価値や使命が40年以上にわたる日枝政権の中で、消失していると言わざるをえない」と長年にわたりフジサンケイグループを率いた日枝久氏を糾弾した。またFMHが発表した役員体制では「不十分」とも語った。
さらにFMHが敵対した場合には「徹底的に勝負します。それだけははっきりしている。これだけ反省の念もなく、まともな良識に対して対抗しようというなら、いつでも受けて立ちます。5%ぐらい買うのはわけない」と強気の姿勢をみせた。
北尾氏は「(取締役候補に対して)ガセネタやフェイクニュースを探して役員候補の足引っ張ろうとか、そうやって動いている連中がおるんです。誰の息がかかっているか全部分かっている」とくぎを刺した。そのうえで「そういう連中に振り回されるんじゃなくて、本当に誰が経営の任に当たれば会社は変わるのか。誰が実績持ってるんだ。そこだけ。それでアカンかったらしょうがない」とも語った。
取締役に選任された場合について北尾氏は「(FMHから)僕は一銭も賞与や報酬を受け取るつもりは全くない。金儲けのためにやるんじゃなくて、世のため人のためやるんだということを明確に示しておきたいから、そういうものは一切受け取らない」と北尾節を炸裂させていた。












