今週末に開催されるF1サウジアラビア・グランプリ(GP、決勝20日=日本時間21日)で、レッドブルの角田裕毅(24)が大躍進を遂げると英メディアが予想した。

 角田は緊急昇格した直後の日本GPは12位に終わったが、続くバーレーンGPでは9位と健闘。終盤のタイヤマネジメントが光り、移籍後初入賞で評価を高めた。

 そして迎えるサウジアラビアGPに向けて、海外でも期待が高まっている。英メディア「スポーティングライフ」は「ジッダ・サーキットは、バリアがコートダジュール・サーキットに似ていることから『高速モナコ』と呼ばれているが、速度は正反対だ。オーバーテイクは容易ではないが、長いメインストレートがあるため、モナコや日本よりもオーバーテイクの可能性は高い」とコースの特徴を示した上で「タイヤへの負担が比較的少ないサーキットへの復帰は、レッドブルにとって朗報となるだろう」とレッドブル勢有利との見解だ。

 そして「角田はレッドブルでのスタートは静かなものだった。しかし、ポジティブな面としては、この2週間はどちらも、セカンドドライバーとしてよくあるようなトラブルにはならなかった。日本での小さなミスでQ3進出を逃した角田だが、バーレーンではQ3進出を果たし、そのリカバーを果たした。彼は着実に成長を続けており、マックス・フェルスタッペンがピーク時に到達したセルジオ・ペレスの記録を、まもなく超えるかもしれない」と角田の快進撃に太鼓判を押した。

 さらに「ジッダはレッドブルにとって絶好の舞台であり、チェコ(ペレス)は2023年に優勝、24年には2位を獲得している。これは、この地でレッドブルの力を最大限に発揮できているのはフェルスタッペンだけではないことを示すものだ。週末をクリーンな状態で過ごせば、角田は予選で好成績を収め、高い確率で表彰台争いに加わることができるだろう」と自身初の悲願達成は濃厚と期待した。

 角田がいよいよ強豪の一員として大ブレークするのか楽しみだ。