女子プロレス「スターダム」のゴッデス王者・羽南(20)が、ユニット改革に着手する。

 飯田沙耶(27)と保持する同王座のV3戦(27日、横浜アリーナ)で同じ「STARS」のタッグ屋「FWC」(葉月&コグマ)を迎え撃つ。8日の調印式で互いの不満をぶちまけ合い不穏な空気が漂ったが、最後には両軍が「STARSを良くするために」と和解し終わった。

 だが10日の大阪大会で行われた前哨戦で、葉月に攻撃をすかされる場面もあったと振り返った羽南は「私は会見で同じ方向を向けたと思ったんですけど、大阪で葉月さんは向き合ってくれなかった」とうつむく。「意見を言ったら向き合ってくれるかなと思った自分が甘かった。葉月さんは全部反論で自分は性格が不器用とか…だから価値観が違うんだと思います」とつぶやいた。

 それでも王者としてこれまで掲げてきた目標である「マンネリ化しているSTARSを変える」ことをあきらめない。「私は真っすぐ向き合って、STARSを変える。どんなふうにしていきたいか語らせてください!」と力強く宣言し、とめどなく語り始めた。

 STARSは現在6名で構成され、3年間メンバーはそのまま。現状を変えるべく改革の第一歩に新人の獲得を挙げると「まずは新人が入りたいっていうユニットにしたい。前に飯田ちゃんと一緒に練習生数名とご飯に行った時、みんなに入りたいユニットを聞いたら、STARSの名前が一切出なくて。だからこそ、うちらの仲をよりよくして下が意見を言いやすいような環境をつくりたい」と訴える。最後には「STARSはスターダムの父母みたいな存在になって団体の中心で引っ張っていきたいんです。だから個人の目標を一番に考えるのはいいけど、そのためにもタッグよりもユニットのことを優先して考えられるように結束を固めていきたい。王座戦でぶつかってわかり合うしかない」と語った。

 弱冠20歳の若き王者が、新たな目標へまっしぐらだ。