今季もエース・今井達也投手(26)が序盤から〝試練の戦い〟を強いられている。
西武は11日の日本ハム戦(エスコン)に0―0の延長12回二死から5番手・甲斐野央投手(27)が代打・郡司にサヨナラ2ランを被弾する悪夢。ドロー逃げ切り目前だったにもかかわらず、土壇場から0―2でサヨナラ負けを喫し、これで対日本ハム戦は開幕4連敗となった。
先発マウンドに立った今井は終盤7、8回の再三のピンチを切り抜け8回3安打無失点の好投。それでも打線が散発3安打と援護できず、今井の勝ち負けはつかなかった。
降板後もベンチ最前列から戦況を見守っていた今井は、甲斐野のサヨナラ被弾シーンをぼう然と見送るしかなかった。
「状態が良くない中でも、結果的に無失点で8回まで投げられたところは良かったと思います。後半は試合が動かなかったので、先制点だけは与えたくないと序盤より慎重になって、ボールが先行してしまった点は反省点です」
自身の投球をこう振り返った今井だが、開幕から3試合連続ハイクオリティー・スタート(HQ=7回以上を2自責点以内)、防御率0・75で1勝1敗と絶好調モードをキープしているだけに、結果が伴わないのはいたたまれない。
援護点6は今季初勝利を挙げた4日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)のみ。ここまで2試合に登板した日本ハム戦では2失点完投負けの開幕戦と合わせ、17回2自責点(防御率1・06)と快投していながら援護点0の状況では、勝つチャンスなど皆無に等しい。
同じく開幕投手を務めた昨季も開幕から5試合連続HQスタートの防御率0・77をマークしながら、2勝止まり。打線とのかみ合わせが悪く、昨年6月には7回と8回をいずれも2失点(同自責点)に抑えていながら、黒星がつく試合も出てくるようになっていた。
これも相手先発が常にエース級となる「開幕投手ローテ」の宿命なのか。いずれにせよ、今季も今井は前半戦で自軍の〝無援護打線〟との根比べを強いられそうだ。












