昨年のワールドシリーズを制覇したドジャースは7日(日本時間8日)にホワイトハウスにドナルド・トランプ大統領(78)を表敬訪問した。

 米国では主要スポーツで優勝したチームによる大統領の表敬訪問は恒例行事。ただ、第1次トランプ政権の際には政治姿勢に反対する選手らが訪問を取りやめるケースが相次いでいた。ドジャースナインがそれぞれの思いを明かした。

 テオスカー・ヘルンデス外野手(32)は「(トランプ)大統領が言ってくれたことは全てポジティブで、ホワイトハウスに行くという誰でもできないこと(オーバルオフィス)を経験できたことはとてもいい思い出になったよ」と笑顔で語るとこう続けた。

「大統領執務室ではあまり時間がなかったけど、歴代の大統領の肖像画や彫像などたくさん見たし、普段見られないものを目にすることが出来た」

 ホワイトハウスを訪問する未来は予想もしていなかったという。「ホワイトハウスに行くことがあるなんて人生で全く想像したこともなかった。ドミニカ共和国のパレスにだって、まさか大統領に会いに行くなんて思ってもいなかったのが、優勝した後でオフに行けたんだ。アメリカ合衆国のホワイトハウスはまた違う。きらびやかで豪華というか、ドミニカの方がもう少し古く、アメリカの方がモダンな感じ」

 開幕から5本塁打と好調のトミー・エドマン外野手(29)も感動を口にした。

「まさに一生に一度の機会という感じで、国の歴史的な建物、中も少し見学できて、全体としてとても良い経験だった。(トランプ)大統領に会って握手できたのは貴重な機会だった。大統領がワールドシリーズを見ていたんだなって、昨年の出来事について結構知っていたのはクールだったし、うれしかった」

 初めて招かれた大統領執務室については「まぶしさに結構驚いた。今日はどんよりした天気だったのに、オーバルオフィスの中はまるで外が晴れているように明るかった。すべてがとてもきれいに整っていて、壁に飾られていた独立宣言を見られたのも印象的だった。色んなクールなものを見られたよ」と語った。

 その一方で「(写真は)少しだけ撮ったけど、オーバルオフィスの中で撮影を禁止されていた。携帯電話も指定のエリアに預けるように言われて。指定されたフォトグラファーが撮ってくれたから、それを見るのが楽しみ」と言葉をはずませた。

 選手を代表してあいさつしたのはクレイトン・カーショー投手(37)。当初はフレディ・フリーマン内野手(35)の予定だったが、ロサンゼルスに残留したことで大役が回ってきた。

「ここに来るフライトの中で書いたから…、2時間くらいかな。何人かに編集も手伝ってもらえたから、いい感じにできたよ」

 今回の訪問については「誰が大統領であっても、ホワイトハウスへ行けるというのは信じられないような名誉。2021年にも行ったし、またドジャースが行くべきかどうかという話題も出ていたようだけど、最終的には〝ホワイトハウスへ行く〟という体験そのもの、大統領執務室を見て、大統領本人に会えるのは光栄なことで、この機会を得られてすごくうれしかった」と振り返った。