ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳で、銀行詐欺などの罪を認めた水原一平被告(40)が禁錮4年9月の判決を受けた。
水原被告が通訳の立場を越えて大谷の口座を不正に操作し、違法賭博に手を染めた事件は世界中をド級の衝撃を与えた。その胴元だったのがマシュー・ボウヤー被告(50)で、米全国紙「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者のインタビューに応じた。
ボウヤー被告も違法賭博運営や資金洗浄などの罪で司法取引の末、禁錮18年から1年5月~3年1月に減刑される見込み。その中でボウヤー被告は「もし翔平の名前がこれ(一連の事件に)関係していなかったら、誰も私のことを気にしなかっただろう」と語っている。
大谷自身はギャンブルへの関与を完全否定し、捜査当局も「大谷は被害者だった」と結論づけている。それでも大谷が盗まれた金額は1700万ドル(約26億円)にも上る。気づかなかったことを不可解に思う人も一定数おり、ボウヤー被告は「世間が知りたがっていることは分かっている。しかし、私は本当に知らない。真実を知っているのは翔平と一平だけだ」とした上で「一平がずっと1人でギャンブルをしていたことが本当なら、ほぼ24時間一緒にいた親友に隠すことができるだろうか? 2人は切っても切れない関係だった」と個人的な思いも述べた。
ボウヤー被告の判決は今月4日(日本時間5日)に言い渡される予定だったが、10月3日(同4日)に延期された。半年間、後ろ倒しされる形に「早く終わらせたかった」とも話しているが、シーズン開幕後にまたも水原被告の違法行為が蒸し返された格好でもある。
米メディア「FANSIDED」は6日(同7日)に「大谷翔平、水原一平の賭博スキャンダルで再びドロ沼に引きずり込まれる」と批判的な見出しで報道。「水原は翔平の米国での金融リテラシーの欠如を利用した。通訳がクライアントのお金を扱うことは珍しくない。選手の側近が信頼を裏切ることは珍しいことではない」と強調し「ボウヤーはナイチンゲール記者の質問に答えただけだが、ワールドシリーズ王者に返り咲きたいドジャースにとって、これ以上邪魔される必要はない」と斬り捨てていた。












