ソフトバンクは5日の西武戦(みずほペイペイ)に3―6で競り負け、今季2度目の3連敗を喫した。開幕7試合で1勝6敗、本拠地でいまだ勝利なしと王者が苦しんでいる。
この日も波に乗れないチームを象徴するようなゲームだった。試合が動いたのは2―2で迎えた7回。鷹ベンチは6回86球を投げて2安打、2失点の大関をあきらめ、継投を選択した。だが、2番手のヘルナンデスが3安打、1四球と振るわず、源田に決勝打を献上。一死満塁からマウンドに上がった3番手の尾形も流れを止められず、さらに3点を追加された。5回に周東の2点適時打で試合を振り出しに戻し、流れを引き戻したかに見えただけに、終盤の入りに自慢の救援陣が崩れたのは痛恨だった。
試合後、小久保監督は「昨日の今井と今日の隅田からは、そう点数は取れない。投手戦に持っていくしかない」とゲームプランを立てていただけに「6点取られると厳しい」という言葉が切実に響いた。開幕7戦を終えて36失点、防御率5・00はいずれも12球団ワースト。投手中心の守り勝つ野球を標榜する小久保ホークスにあって、さんたんたる数字が異変を物語っている。
開幕から7試合で借金5は、開幕7連敗を喫した南海時代の1988年以来の歴史的出遅れだ。ただ、シーズン残りは136試合。ここで辛抱強く踏ん張れば、落ち着きを取り戻せる。「これより下はない。あとは上がるだけ」と前を向いた小久保監督。開幕から連日満員に近い地元ファンが熱い声援を送り続けている。6日の西武戦に敗れると、チームは来週から大阪―千葉と続く1週間の遠征。まずは鷹党に本拠地での白星を届け、上昇気流に乗りたい。












