ドジャースの大谷翔平投手(30)の〝超プレミア記念品〟を巡り、大きな注目が集まっている。史上初の50本塁打&50盗塁という歴史的快挙を成し遂げ、ナ・リーグMVPに輝いた大谷を記念したボブルヘッド人形が2日(日本時間3日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのブレーブス戦の来場者に配布される。

 同日のブレーブス戦の試合開始2時間前に球場が開門され、先着4万人限定で配布予定。大谷がバットとMVPトロフィーを持つ姿のフィギュアで、MLB初の偉業をたたえた「特別仕様」だ。球団は今季、レギュラーシーズン期間中に計5種類の大谷関連グッズの配布を予定しているが、その第1弾として注目されている。

 一方、球団はこの日の試合でロサンゼルス地域で発生した山火事被害の復興支援として「チャリティーラッフル」の収益を寄付する予定で、大谷も協力しているという。

 大谷のボブルヘッド人形はドジャース移籍1年目の昨季も大きな話題を呼び、ファンの間では激しい〝争奪戦〟が展開された。米メディア「CBSスポーツ」が報じたところによれば、昨年はネット上のオークションで1000ドル(約15万円)以上の値がつくケースも散見され「転売市場で高額な現金に換えようとする者も多数現れた」と指摘。今季はその希少価値がさらに高まると予想されており、早くも「2000~3000ドル(約30万~45万円)の高値がつく可能性もある」との声がファンや関係者の間で広まっている。

 特に今季、ドジャースは絶好調だ。1日(同2日)のブレーブス戦に3―1で勝利し、球団としてはブルックリン時代以来70年ぶり、ロサンゼルス移転後では初の開幕7連勝を達成したばかり。2日の試合には記録更新となる開幕8連勝もかかっており、この熱気と大谷ボブルヘッドへの人気が重なることで、ますます「プレミア化」に拍車がかかることは必至だ。

 ドジャースの球団関係者も「試合開始の数時間前から長蛇の列ができるのは必至。転売目的で入手するファンも一定数いるだろう」とうれしい悲鳴とともに、やや複雑な心境ものぞかせつつ〝警戒心〟を募らせているという。

 いずれにせよ歴史的なシーズンの記念品だけに、熱狂が冷める気配はない。開幕から勢いに乗るドジャースの好調と大谷の絶大な人気が相まって、ボブルヘッドを巡る熱い「争奪戦」は、さらなる激化が予想される。