プロレス界のレジェンドで、WWE殿堂者の〝超人〟ことハルク・ホーガンの一家がドロドロの告発合戦を繰り広げ、ネット上を騒がせている。

 事の発端は先週、ホーガンの元妻、リンダさんがインスタグラムに投稿した動画だ。元夫のホーガンについて「ハルク・ホーガン、そして私の家族は最悪だ」と泣きながらホーガン一家の実情を訴えた。それによると、長女で歌手兼女優のブルックとは音信不通の状態が続いており、結婚して双子の孫が生まれても一切連絡がなかったという。

 さらに71歳になった元夫についても言及。「彼は完全なウソつき。性依存症なのよ」「20年もたっているのに、まだこんなに悲しいの。誰か説明して」などと泣き叫びながら、ホーガンを非難した。これが米メディアで大きく取り上げられると、今度は長女ブルックがインスタグラムで声明を発表した。

 長文の声明では「幼少期から言葉や精神的な虐待を受け、時には肉体的な虐待に発展したため、母親とは連絡を取っていないと説明した。また、ビデオでの母親の行動は、彼女が人生の大部分で目撃してきたことに比べれば軽いものだという」(米ニュースサイト「TMZスポーツ」)。ブルックは、母親から虐待を受けていたと主張したのだ。

まだ仲睦まじい頃の?ホーガン(左)とリンダさん(2005年=ロイター)
まだ仲睦まじい頃の?ホーガン(左)とリンダさん(2005年=ロイター)

 これに母のリンダさんがSNSで再び反論。娘のお尻を一度だけ叩いたことは認めたものの、虐待は否定した。その上で逆に自身こそが娘の暴力の被害者だという。酔っ払ったブルックに鎖骨を折られ、唇も切ったとし、娘が「父親と同じナルシシストだ」と主張した。すると、今度は元米プロアイスホッケーNFL選手でブルックの夫、スティーブン・オレクシー氏が自身のインスタグラムに声明文を投稿して妻ブルックを擁護。妻の酒癖が悪いということはなく、結婚の報告をしなかったのもホーガンの指示だったことを示唆した。

 もはや、手のつけられないドロドロの告発合戦に…。ホーガン、リンダさん、ブルック、長男ニックさんのホーガン一家は2005年からリアリティー番組「ホーガン・ノウズ・ベスト」に出演。家庭生活を赤裸々に公開して話題となった。かつてのリアリティー番組、そのままの展開となったが…。

 先週末にはホーガン本人がインスタグラムで意味深な動画を公開した。23年に結婚した25歳年下の妻スカイ・デイリーさんとポップコーンを頬張りながら、何かの映像を見て驚いている様子。さらに「新しいHHテレビ番組の準備中、近日公開!」ともポストした。

「HH」とはもちろん「Hulk Hogan」のことだ。米誌「ピープル」はこの動画について「WWEスターがポップコーンを食べながら、ホーガン一家のかつてのリアリティー番組の再放送についてジョークを飛ばし、現在進行中のドラマへの明らかな反応を見せた」と解説。ホーガンは元妻と娘からの非難を、ジョークでしれっと受け流したようだ。

 家族の告発が事実ならジョークでは済まないが、果たして…。