米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(27)が負傷を抱えながらプレーを続けていることに、医療専門家が懸念を示した。

 八村は2月末に負傷し、左膝蓋腱炎と診断された。1か月近くの欠場後、22日のブルズ戦で復帰。その後はプレー時間を制限しながら起用されているが、26日のペイサーズ戦後には痛みが想定より強く出るなど患部の状態は芳しくない。

 そうした中、多くの一流アスリートのリハビリやトレーニングを担当してきたラジパル・ブラール博士が八村について米メディア「SBネーション」で見解を示した。

 まず、八村は患部の状態について「70~80%くらいだ。ひざはしばらくこの状態が続くと思う。すぐに100%に戻ることはない。元の状態まで戻るには長い休みが必要だが…。状態を維持、管理するしかない」と語る。これについてブラール博士は「腱を適切にリハビリするには、シーズン中は現実的ではない。より長い休息期間と計画的な(患部の)強化が必要なことも分かっている」と懸念する。

 それでも主力選手でシーズン残り試合も少ないことから、だましだまし出場を続けることが現実的な選択肢になると指摘。「膝蓋腱を物理的に制限しすぎない範囲に保ちながら、腱の反応について積極的に認識し、日々の管理が重要になる」と強調した。今後はプレーオフに進出すれば重要な試合が続く。悪化しないことを願うばかりだ。