虎の4番が味方を救う一打を放った。阪神は、29日の広島戦(マツダ)に3―2で逆転勝ち。2年ぶりとなる開幕2連勝を飾った。
1―2で迎えた6回二死二塁から森下翔太外野手(24)が相手先発・床田の2球目、内角の直球を捉えた。「自分の持ち味を消さないように、タイミングだけ合わせていきました」という虎の4番の打球は高々と舞い上がり、左翼スタンドへ飛び込む1号逆転2ラン。
雄たけびを上げながらゆっくりとダイヤモンドを一周し、ベンチのナインに笑顔で迎えられた。「インコースにコントロール良く投げ込んでくるピッチャーなので、ある程度頭にはありました。バットの先の方だったので確信とまではいかなかったですが、角度が良かったので入ってくれてよかったです」。
5回には2番手で登板した育成ドラフト1位ルーキー・工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が押し出し四球で1点を献上し、勝ち越された直後の一発。森下は「工藤に関してもすごく頑張ってくれていたので」と後輩右腕をかばいつつ、「次はいいピッチングしてくれると思うので。野手陣がしっかりカバーしながら、自分もしっかり打ちたいです」と言葉に力を込めた。
一方で開幕から2試合連続安打となったが、状態については「めちゃくちゃいいですって言いたいんですが、まだまだだなと思っているので」とキッパリ。その上で、虎の4番としての活躍が求められているだけに、「こういう場面で打てる準備を常にしているので。もっと状態を上げて、回ってきたときに1本出したいです」と冷静に話していた。












