原因不明の体調不良で約2週間の離脱を余儀なくされていたドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が25日(日本時間26日)、敵地アナハイムで行われたエンゼルスとのオープン戦で戦列に復帰した。「2番・遊撃」で先発出場し、6回までプレー。打席では3打数無安打に終わったものの、元気な姿でグラウンドに戻った。
試合後にベッツはメディアの取材に応じ「体調は万全。問題は胃だけだったけど、ようやく食べ物も口にできるようになった。開幕戦には完全に準備ができている」と笑顔を見せ、27日(同28日)に行われるタイガースとの本拠地開幕戦への出場に強い意欲を示した。
ノロウィルスに感染していたとの報道もある中、ベッツは10キロ近くも体重が激減。それでも本人はやる気に満ちあふれ、米国開幕戦に向けて照準を絞った。デーブ・ロバーツ監督(52)も「ベッツは準備が整っている」と明言し、3・27への出場を後押ししている。
そうした中、もう1つ新たな〝懸案事項〟に注目が集まっている。ドジャースは昨年のワールドシリーズ優勝を祝うため、4月7日(同8日)にトランプ大統領からホワイトハウスに招待されたことを発表。ただ、ベッツは出席について慎重な姿勢を崩していない。
ベッツは2018年にレッドソックスの一員として世界一になった際、当時もトランプ大統領からの招待を辞退している。今回の招待についても「まず家族と話し合う必要がある」と慎重なコメントに終始。21年にドジャースが世界制覇を成し遂げた当時のバイデン政権下ではホワイトハウス訪問に参加していただけにベッツが今回どう決断するか、大きな注目が集まっている。
チームでは過去にトランプ大統領から采配批判されたことで〝因縁〟があるとされていたロバーツ監督や、かつて同大統領に否定的なコメントを向けた経緯のあるエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)も出席を表明。主力選手であるベッツの動向は地元有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」など複数の米主要メディアでも大きく報じられており、今後どのような判断を下すかに大きな関心が寄せられている。
健康問題から解放されてようやくフィールドに戻ってきたベッツだが、早くも次の難題に直面しているようだ。










