ソフトバンクの渡辺陸捕手(24)が19日の中日とのオープン戦(みずほペイペイ)に「8番・捕手」で先発出場した。

 ホークスの先発は前田純。昨年は渡辺とともにシーズン終盤までファームで鍛錬を積み、二軍戦でバッテリーも組んできた。この日は前田純本人が「強さのある真っすぐという感じではなかった」と語るように本調子ではなかったが、イニング間にバッテリーで話をして使う球種の割合を変えるなど対応した。渡辺が「うまくコミュニケーションを取れた」と語るように、6回2失点とまとめてみせた。

 渡辺は「前田純がしっかり投げてくれたので、それだけです」と謙遜気味だったが、小久保監督は「カーブをうまく使ったり、前田純の良さを引き出せていたと思う。去年から二軍でもよく(マスクを)かぶっているので」とそのリードを評した。

 指揮官は試合後に、前田純が開幕ローテーションの6枠に入ることを明言。左腕の信頼をつかみ取れば自然と出番も増えることとなる。渡辺は「どういう投手なのかは大体わかる。またうまく引き出せるように」と〝女房役〟へ意気込んだ。