総合格闘技イベント「DEEP 124 IMPACT」(15日、後楽園ホール)で「DEEPフェザー級GP 2025」1回戦が行われ、中村大介(44)が五明宏人(29)に激闘の末に散った。
試合は五明の猛打に耐えつつ、中村が関節を狙う展開になった。1ラウンド(R)から金網際でラッシュを受けて右眉尻から出血するピンチを迎えるが、カウンターをヒットさせて尻もちをつかせるとアームロックを狙う。2Rもノーガード戦術も見せつつ打撃をかわし、関節を狙った。
最終3R開始前には中村が両手を広げて観客を煽り、大歓声が発生。興奮の中、五明の打撃と中村のサブミッションが交錯する熱戦となった。試合はともに譲らず、結果は判定に委ねられ、判定0―5で中村は敗北。だが、その戦いぶりに拍手が送られ、中村は五明の勝利を祝福するように握手を交わした。
試合後、スッキリした表情でコメントスペースに姿を見せた中村は「ありがとうございました。覚えてないんですよね。すごいもらってましたよね。2R終わったかなと思ったら終わっていたので、何も覚えていないですね」と笑顔。
さらに「連敗していて、これでいいとは全く思ってないんですけど、すごく楽しかったです。五明選手もいい選手だと思っていたので、後楽園ホールのメインでやらせてもらって楽しかった。幸せ者ですね」と試合を振り返る。
今後に向けて「とっくに引退してもいい歳なんですけど、まだやるんで。チャンピオン目指しているのでまだ頑張ります! やれるまでやりたい。達人みたいになりたいっす。負けてるんで、まだ下積みの時代です」と驚異的なコメントを口にした。
一方、勝利をもぎ取った五明は「ツラい場面も多かったですけど、なんとか接戦を制することができてよかったです。中村選手が盛り上げてくれて、メインで戦うことができて感謝の気持ちです」と安どの表情。準決勝に向けて「誰と戦っても面白いと思うので、そこは抽選次第で楽しみたいと思います」と闘志をみなぎらせた。
他の1回戦は海飛が奥山貴大に判定5―0で、水野新太が芦田崇宏に1RTKO勝ち。高橋遼伍は対戦予定だった相本宗輝の減量による体調不良で欠場したため、不戦勝となった。1回戦を勝ち上がった4選手による準決勝は、5月5日の東京・後楽園ホール大会で行われる。












